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2019年3月28日木曜日

190328 学習機能 AVリモコンL336 (99円)をAmazonで購入しました

こんにちはHousukeです。

キッチンで使っている無線TVのリモコンが段々調子が悪くなってきたので、Amazonで学習リモコンを購入しました。

🚂 Amazonで購入した学習リモコン 🚂

いくつか販売会社があって、inkint, Lindexs, Docooler, YAYOI, TMARC, Viffly などのブランド名が付いています。値段も95円~2,000円くらいとまちまちで、物流もPrimeあり原産地発送ありと色々です。
その中でブランド名の無い 99円送料200円のものを注文しました。3/17に注文して3/26(4/2着予定)に受取りました。
消印は中国 東莞市とあるので、深圳にある工場で恐ろしい数を生産したうちの一つのようです。

🚂 深圳(イメージ) 🚂


リモコンの設定は、最初 横着してYoutubeの適当な動画を参考にしてやってみましたが上手くいきません。むきになって試行錯誤でなんとか設定が成功しましたが、どうも腑に落ちないので、改めて取説らしきものを見てみました。

🚂 取説らしきもの 🚂

よく読むと、Housukeが試行錯誤で成功した手順がちゃんと書かれていました。重要なところを赤い色にしました。
-- 取説らしきものとその和訳(グーグル翻訳) -----------------------------
1.Hold on the device button which you need to learn, such as "TV"(SAT/DVD/CBL...) Button. Release it when the working indicating lamp lights up.
1.「TV」(SAT / DVD / CBL ...)ボタンなど、学習する必要があるデバイスボタンを押します。 作業表示灯が点灯したら放します。

2.Aim the top of the original remote control to the top of this remote control at a distance of 1-3CM. Press the button of learning remote control you want to learn, such as, "VOL+" button, the indicator light will flash into the learning mode.
2.元のリモコンの上部をこのリモコンの上部に1-3CMの距離で向けます。「VOL+」ボタンなど、学習したい学習リモコンのボタンを押すと、インジケータライトが学習モードに点滅します。

3.Press the button you need to learn of your original remote control, such as "VOL+" button, it represents that this button has successfully learned when the work indicator light flashes quickly and then into the long bright state.
3.「VOL+」ボタンなど、オリジナルのリモコンの学習に必要なボタンを押すと、作業インジケーターライトがすばやく点滅した後、長く明るい状態になるとこのボタンが正常に学習されたことを表します。

4.Repeat steps 2-3 if other buttons of this device need to learn.
4.このデバイスの他のボタンを学習する必要がある場合は、手順2〜3を繰り返します。

5.Click the "TV" button, then the indicator light will be out and the learning set is exited.
5. [TV]ボタンをクリックすると、インジケータライトが消灯し、学習セットが終了します。
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参考にしたビデオなどでは、“すばやく点滅した”ところで作業を止めていました。それだと、成功することはありますが多くは失敗します。
本取説は、“長く明るい状態(常灯)”になるまで、オリジナルのリモコンのボタンを押し続けることが正しい手順だと説明しています。
押し続ける時間は、数回に分けてやっと成功する時もありました。オリジナルのリモコンは調子が悪くなった場合が多いと考えられますので、電池を新しくする・力を入れてしっかりボタンを押すなど臨機応変な操作が必要です。

カスタマレビューやこの商品のブログを見ると、設定・操作をかなりの割合で失敗しているようなので、参考になればと記事にしました。


🚚 メモ 🚚
  • ノーブランド AVリモコン 学習機能(Amazon 99円 送料200円)

2019年3月15日金曜日

190315 トランスを使ったマトリックス スピーカーの自作(製作編)

こんにちはHousukeです。

トランスの配線にミスがあり、ブログの流れが分かりにくくなっていたので、嘘・胡麻化しにならない範囲で記事を整理しました。

前回“190312 トランスを使ったマトリックス スピーカーの自作(段取編)”の続きです。
トランスを使った“マトリックス スピーカー”がなんとか形になりました。
トランスが頭にひらめいた時には、トランスだけで音源の足算・引算の両方を一遍にする積りでしたが、配線する段階でどうしても出来ないことが分かりました。仕方がないので、トランスは引算のみに使い、足算はL・Rのスピーカを縦に並べて代用しました。

📯 “マトリックス スピーカー”の全景 📯

📯 回路図 📯

50年前の高校生の時に店頭で経験した“何もないところから音が聞こえる幻惑感”には未だ至ってないものの、音像がスピーカーの外側に広がる、マトリックススピーカー効果?を確認できました。ビリージョエル、ユーミン、ビートルズなどを聞いてみましたが、音楽ソースによる効果の差はありますが、まずまずの音場の広がりがあります。Youtubeの“LRスピーカーテスト”では、きれいに右左に分離した再生を確認できます。

ここで、不満な点が二つ残りました。
  • L、Rのスピーカーを縦に重ねて、むりやりセンター(モノラル)にしているので、音像の焦点が縦にボケているような気がする
  • センター(モノラル)と両サイド(L-R、R-L)の音量を調整して、もっと良い音場の最適ポイントを探りたい
そこで、センターとサイドのアンプを別々にした改良編をご紹介したいと思います。
次回⇒『200207 トランスを使ったマトリックス スピーカーの自作(改良編)


<おまけ>
📯 “SONY MS-33”の開発テーマ 📯
 ”小さなラジオで広がりのあるステレオ再生をする“が、“SONY MS-33”の開発テーマだったと何処かに書いてありました。なんかパチもんぽいところがありますが、サラッと製品化して、現在のサラウンドや立体音響の先駆けになったところは流石 SONYです。

Housukeはリスニングルームなど持ってないので、その代わりにサラウンドセットを色々使ってみたことがあります。
📯 色々使ったサラウンドセット 📯
DVDを再生するときにしか使えない5.1chだの6.1chだのは入念に作ってありますが、肝心の、一番使う良く使いたい 2ch➝擬似4ch再生には安っぽいエコー回路を付け足してあるだけです。期待した機能でなかったうえに、スピーカーがたくさんあって邪魔なのでいつのまにか処分してしまいました。


📯 BMWのCD73 📯
2010年頃 ALP社のサービスマンをしていた時によく修理をしたBMWのヘッドユニット CD73です。
CD73にはサラウンド機能のようなものがあって、ON/OFFするSWもありました。これをONにすると、再生音が修理ベンチに備え付けたステレオスピーカの外側にフアッと広がります。残響成分はなく、気が付かないくらい自然なので好感を持てました。
ググっても情報が無いのですが、この頃ハーマンカードン社が、BMWにサラウンドシステムを純正として納入しているので、その系列のチップを使っていたのではないかと思います。サービスマン用のマニュアルの回路図には、DSPとだけ記された40pinくらいのフラパケタイプのICが記されていました。
ただ地味な機能なのか、カーディーラーや他のサービスマンと話題になったことがありませんでした。BMWのオーナーも殆ど知らなかったかのではないかと思います。

🚚 メモ 🚚
  • 春日電機 組端子台 極数4(Amazon 714円 Prime)
  • AsewaA Nakamichi バナナプラグ×8本セット(Amazon 796円 Prime)

2019年3月12日火曜日

190312 トランスを使ったマトリックス スピーカーの自作(段取編)

こんにちはHousukeです。

前回“190311 トランスを使ったマトリックス スピーカーの自作(前編)”の続きです。
“マトリックス スピーカー”を作るにあたり、改めてその構造を見てみます。ザックリですが。

🎧 “マトリックス スピーカー”の構造 🎧
真ん中にモノラル、両側にLRの差分の出力をそれぞれ位相をひっくり返して配置しています。

普通に考えると、アンプとスピーカーが 3セットと、ステレオ音源を足算・引算するミキサーみたいな回路が必要です。

共立電子から販売されている“マトリックス スピーカー”のキットでは、パイオニア製の“ダブルボイスコイルスピーカー“(別売)を使う仕様になっています。

🎧 共立電子の“マトリックス スピーカー” 🎧


🎧 ダブルボイスコイルスピーカー 🎧

“ダブルボイスコイルスピーカー”はボイスコイルが 2系統あって、その 2系統の組合せによって、ステレオ音源の足算・引算が可能になります。これにより普通のコンポなどのスピーカー出力に接続して“マトリックス スピーカー”を構成することが出来ます。

最初にこのキットを見たとき、“ダブルボイスコイルスピーカー”の代わりに”トランス”が頭の中に浮かびました。ヤフオクを探してみたら、手ごろな中古の”オーディオトランス”があったので、渡りに船で落札しました。次の画像は今回使うパーツです。
🎧 今回使うパーツ 🎧
❶オーディオトランス(1:1 8Ω) ×2
❷2CHアンプ
❸スピーカ ×2セット

次回は実際に組み立ててみます。
お楽しみに...


🚚 メモ 🚚
  • 1:1 8Ω オーディオトランス(ヤフオク 1,000円×2 送料 730円)
  • Bluetooth 2CHアンプ ELEGIANT(Amazon 2,980円 Prime)
  • JBL Control 1Xtreme/OH済品(ヤフオク 9,500円 送料 600円)
  • 春日電機 組端子台 極数6(Amazon 380円 Prime)

2019年3月11日月曜日

190311 トランスを使ったマトリックス スピーカーの自作(前編)

こんにちはHousukeです。

ネットの広告に“マトリックス スピーカーのキット“なるものがありました。

📻 マトリックス スピーカーのキット 📻
ステレオ音源で鳴らすスピーカーの一種なのですが、ふと同じようなものを大昔見たような気がしました。なんか、5角形をしたラジカセだったような...

ネットでそれらしきものを見つけることができました。
正体はラジカセではなく、50年前のSONYのAM/FMラジオでした。
当時のパンフレットです。
📻 SONY MS-33('70年発売) 📻
型名の下にさりげなく“マトリックス サウンド”と小さなルビが振ってあります。価格は 17,800円とあります。
'70年(昭和45年)の大卒男子初任給は 36,700円、タクシー初乗り 130円、うな重 550円だそうですので、ラジオにしては結構な買い物だったと思います。


高校生の時、学校帰りに電気店
触ったことがあります。
📻 新宿駅東口前(
’71年頃) 📻
新宿冨里町にある工業高校だったので、多分上の画像のカメラのさくらやだったと思います。
再生音がラジオ本体の外側に広がって聞こえた記憶が鮮明に残っています。


“マトリックス サウンド”から、もう一つ懐かしいものを思い出しました。
山水(SANSUI/サンスイ) QS-1です。現在のサラウンドのようなもので、リスナーの前/後にスピーカを2個づつ配置して、ステレオ音源を擬似的な4CHに変換して再生します。QS方式と呼んでいたと思います。
📻 山水 QS-1('73年頃発売) 📻


これも多分新宿だったと思うのですが、山水のショールームで聴いたことがあります。
📻
山水ショールーム(当時JBLと提携していました) 📻

≣イメージ画像≣
ショールームの展示内容は 山水の新商品 QS-1をJBLのスピーカーで鳴らすといったことが主でした。
音楽ソースはその効果の大きなものを選んで使っていたと思いますが、中でもサイモンとガーファンクルのバイ・バイ・ラブ(Bye Bye Love)は、観客の手拍手が後方のスピーカーから聞こえました。高校生にはとても手が出ない高価なオーディオ装置なので、クラスの友達と憧れと興奮で聞き入っていました。


少し前に
ビクターのCD4が発表されていますので、この頃が今で言うサラウンドや立体音響のスタートだったと思います。
📻 ビクターのCD4('70年) 📻
Housukeも、松下電器からBBD(Bucket Brigade Device)が
’75年に発売されたときには、さっそくPA用リバーブマシンを製作しました。音楽業界向けの業務用機器としてはありましたが、一般に買えるものではなかったので、アマチュアのバンド仲間には重宝されました。

還暦を過ぎた今となっては、基板を起こして迄してそんなもの作る気にはなりませんが、最初にご紹介した“マトリックス スピーカー”くらいは作ってみたくなりました。
 
次回は、どうなるかは分かりませんが“マトリックス スピーカー”の製作をします。
お楽しみに...