翻訳/Translate

2018年9月5日水曜日

180905 グラボでパソコンのエンコード(動画編集)性能アップ

こんにちはHousukeです。

最近、グラボ(グラフィックボード)でパソコンのエンコード(動画編集)性能アップをする話題をよく聞きます。GPUの得意な分野の演算能力を活用して、パソコンの性能をアップするということなのですが、OpenGLやらH.264やら、ググってもらちが明かないので実機で試してみました。
今、パソコンを使っていて不満なのが、動画の編集に時間がかかることです。
また、最近年金暮らしになったので、なるべく安価な出費で済ませたいこともあります。

👻 Zotac Geforce GT 740 👻


余計な話ですが、ヤフオクで探していて間違えて落札したらしく、1日経って気付きました。ボケが始まったかとゾッとしましたが...
“QUADRO“シリーズを探していたのですが、シリーズ違いの“GeForce”でした。

👻 GeForce GT 740のスペック 👻
CUDAコア数 : 384ユニット
メモリ   : DDR5 2GB
コアクロック: 993MHz
DirectX    : 12
OpenGL   : 4.4
出力端子  : DVI-I ×1,VGA ×1,HDMI ×1
消費電力  : 64W

👻 HP Pavilion 500-210jpに装着 👻


グラボの有り・無し違いを、次のシネベンチと動画変換の二つを使ってチェックしました。
①CINEBENCH R15


②フリーソフト動画変換(XMedia Recode/MP4→AVI)


次は表にまとめたものです。シネベンチと動画変換のテストを、グラボ有り・無しに分けて、さらに“HP Pavilion 500-210jp”と“メインのパソコン(intel i5-4670K)”の2台でに分けて行いました。


IntelのCPUを搭載したメインパソコンでは、動画変換(XMedia Recode)で約50%の性能アップができました。
が、“HP Pavilion 500-210jp”では、5%と誤差範囲、変化なしでした。
 
👻 メインのパソコン(intel i5-4670K)の動画変換中のタスクマネージャ 👻


“XMedia Recode”の動画変換作業中のタスクマネージャを見ると、グラボ無しでは、CPUの使用率が100%でしたが、グラボ有りでは 75%前後に下がりました。

現在使用している動画編集ソフト“GOM Mix Pro”では、エンコード中のグラボの負荷量に変化はありませんでした。

グラボをつけることによって、最大25%くらいの仕事を、CPUからグラボに移せるようです。
一方、フリー動画編集ソフト“AviUtl”のQ&Aコーナーでは、グラボは何でもいい、オンボードでもいいとも答えてます。

“QUADRO“の予定が“GeForce”になりましたが、どちらにしても意味のない選択だったようです。よく“QUADRO“はCAD用、“GeForce”はゲーム用と言われていますが、“Radeon”等も含め、動画編集に向くか向かないかを分けることはできないようです。

準備・知識不足でした。軽く流していただけると幸いです。

👻 ELSA GPU Monitor 👻


ELSA社が提供する無料ツールです。ELSA社製のグラボしか表示しません。


🚚 メモ 🚚
Zotac Geforce GT 740中古(ヤフオク 2,600円 送料 756円)