こんにちはHousukeです。
前回『221227 DELL Inspiron660 市販のマザーボード CPU に交換する改造 前編』の続きです。
今回は、Inspiron660のマザーボードや電源などを外し、新しいパーツに交換をします。
🐲 使われていた各パーツの配線の確認と取外し 🐲
<取外し前の配線の確認>
<フロントパネルコネクタのアサインの確認><取外したパーツとケース>
ここからが、改造になります。
🐲 新しいパーツの交換 🐲
<パーツ一覧>
■ マザーボード :ASUS Z97M-PLUS /手持ち在庫品■ CPU:Core™ i7-4790K(LGA1150) /中古 ヤフオク
■ SDD:Intel SSD 256GB /中古 ヤフオク
■ 電源:Apexgaming AG-650 650W /Amazon Prime
<フロントパネルコネクタの変更>オリジナルのフロントパネルコネクタは12P、交換先のASUS MBが20Pなのでピン数が足りません。手持ちのフロントパネルコネクタ用のパーツセットがあったので、モールド部分だけ外して使いました。
(Amazonで販売されている同じようなパーツセットです。■ 電源:Apexgaming AG-650 650W /Amazon Prime
<フロントパネルコネクタの変更>オリジナルのフロントパネルコネクタは12P、交換先のASUS MBが20Pなのでピン数が足りません。手持ちのフロントパネルコネクタ用のパーツセットがあったので、モールド部分だけ外して使いました。
ブランド:闇商店 Amazon 620円 Prime)
どれを使ってもピタリとは合わないので、妥協が必要です。
<アドレッサブルRGB CPUクーラーの取付>
前回ご紹介した、ARGB 110㎜ファン2連のヒートパイプ式CPUクーラーです。
取付プレート他、ARGB3pin増設ハブ付コントローラーが付属しています。コントローラーにはリード線出しのSWが付いていて発光パターンを切換えることができます。このSWは空いている2段目のドライブベイの中に這わしておきました。
先ず、取付プレートをマザーボードへ取付けます。
プッシュピンの透明な方を、3本ある位置ガイドの合う所へ挿します。今回のLGA1150(LGA775~LGA1200共通)では、そのガイドの3ヶ所ある中の真ん中へ合わせました。
そこへ黒いプッシュピンを刺すと、取付プレートは固定されます。
リテール品の取付け方とほぼ同じです。
追記:後で取外すときプッシュピンの透明(アクリル製?)な方が1個折れていました。強度が足らないようですが、それを見越してかプッシュピンは透明・黒のそれぞれに4個多い8個が入っていました。
CPUとの接面は大きめでパイプの段差があるので、
グリスは多めになると思います。
次に、CPUクーラーをCPUに当てがい、そのフックを取付プレートの鉤爪に引っかけて、取付は完了です。
マザーボードをケースに装着したままだったので、結構てこずりました。ラジオペンチの扱いに慣れている方は、フック上側と取付プレート下側を挟むようにすると楽に引っかけることができます。
クーラー実物を見た時バカみたいに大きいので、ダメでもネタになるからと半分諦め気分で取付けましたが、奇跡的に収まりました。
ケースの上蓋と、グラボ(GTX1060)とのクリアランスは両方とも1~2㎜くらいです。
クーラーのサイズ:153.5㎜(H)×100.5㎜(W)×150㎜(L)
<TPM2.0モジュールの取付>
ちょっと怪しげですが、Amazonでピン配置がマザーボードのマニュアル表記に近いTPM2.0モジュールを購入しました。
<BIOSの設定>
残念ながら、Amazonで購入したTMP2.0モジュールは正常に動作しませんでした。
裏技でWin11をインストール(ネットでいくつか紹介されています)しようかと考えましたが、いまのところ格段に使いやすくなるようなメリットはなさそうなのでWin10をインストールしておきました。
🐲 パーツの交換が完了/夏場は厳しそう 🐲
Inspiron660のケースはごく普通で、難なくパーツの交換(改造)が完了しました。
ちょっと気になるのは、ケースファンの取付できるところが後面パネルの一ヶ所のみで、しかもそのファン取付穴がネジ間83㎜(90㎜ファン)の小さなファン用になっています。排熱はこの小さなファンと電源内臓のファンに頼ることになるので、夏場は厳しそうです。
🐲 シネベンチR15で性能チェック 🐲
シネベンチR15で性能チェックをしました。
今回はCPUの世代が古いので、その非力な分を O.C.で頑張ってもらおうと、CPUクーラーを冷却性能の良さそうなヒートパイプ式の大型ファンにしたのですが...
シネベンチR15の評価は O.C.4.6GHz弱で約 880cb、勝手に期待したより少なめでした。
<銅芯入りCPUクーラー>上の銅芯入りCPUクーラーは事前の動作チェックに使ったものですが、cb値は850を超えていてヒートパイプ式と大して変わりませんでした。🐲 シネベンチR15で性能チェック 🐲
シネベンチR15で性能チェックをしました。
今回はCPUの世代が古いので、その非力な分を O.C.で頑張ってもらおうと、CPUクーラーを冷却性能の良さそうなヒートパイプ式の大型ファンにしたのですが...
シネベンチR15の評価は O.C.4.6GHz弱で約 880cb、勝手に期待したより少なめでした。
せっかくのヒートパイプは性能的にはあまり役に立たなかったということになりますが、ファンの動作音が静か(ベンチマークテスト中でも)になったので良しとしました。
<ネット上でのCore™ i7-4790Kの評価>ネット上で公開されている Core™ i7-4790KのシネベンチR15の評価も 894cbなので、このあたりが普通のO.C.の実力のようです。
とは言え、改造前(i5-2400 3.4GHz)は 431cbだったので、ほぼ倍の性能UPになっています。
前回改造した2モデルはO.C.なしで、Core i5 10400F 6コアが約 1300cb、Ryzen7 2700 8コアが約 1400cbなので、世代の進歩は否めません。とは言え、改造前(i5-2400 3.4GHz)は 431cbだったので、ほぼ倍の性能UPになっています。
ド派手なLEDファンはケースをすると隠れてしまいますが、照明が零れ見えるので、違った静かな華やかさを演出してくれています。
メインコンピューターとして使い始めましたが、今のところCPUの速さなど不足は感じていません。
📝追記/次回のご案内📝
メインコンピューターとして使い始めましたが、今のところCPUの速さなど不足は感じていません。
📝追記/次回のご案内📝
LED照明が映えそうなASUSのPCを、アドレッサブルRGB化しました。併せて、2基のドライブベイを、着脱可能なデータサーバーのHDDのマウンターにしました。よろしければご覧ください。☞『231121 レトロなASUS PC ミニタワーを改装 LEDテープ(アドレッサブルRGB3pin) データサーバー中華製HDD着脱マウンター』
🎲 メモ 🎲
- DELL Inspiron660 i5 2400 SSD120GB (ヤフオク 6,250円 送料 1,327円)
- Apexgaming AG-650 80PLUS 650W (Amazon 8,650円 Prime)
- TPM2.0暗号化モジュール 20pin (Amazon 1,289円 Prime)
- upHere サイドフローCPUクーラー (Amazon 2,980円 Prime)
- Core™ i7-4790K (ヤフオク 6,710円 送料 200円)
- Intel SSD 256GB M.2 (Type2280) (ヤフオク 2,701円 送料 200円)