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2020年4月7日火曜日

200407 インプットトランスを使ったワイヤレス マトリックス スピーカー(製作編)

こんにちはHousukeです。

またまた、マトリックススピーカーネタです。
前回:
200207 トランスを使ったマトリックス スピーカーの自作(改良編)

 ワイヤレスで移動できるBluetoothスピーカなら日常使いたいと思ったので、新しくつくり直すことにしました。
と言っても、オペアンプやトランジスタで回路を組もうとすると、たくさんの部品が要るので、結構な大仕事になります。
どうしようか考えていたら、Amazonに “600Ω:600Ωインプットトランス”が出ていたので、またトランスを使うことにしました。トランスなら、他に数点の抵抗を加えるだけで回路を組めます。

🌺 Amazonで入手した 600Ω:600Ωインプットトランス 🌺

白いビニールテープが雑に巻かれていたので、黒いアセテートテープを巻き直しました。

🌺 回路 🌺
音声信号の足算(L+R)は抵抗、引算(L-R)は前回と同じようにトランスの役割です。
両者の音量バランスは半固定抵抗50KΩで調整します。音量を小さくしたい方をSWで選ぶ仕様です。半固定抵抗をケチって1個しか買わなかったので、SWで切替えるようにしましたが、半固定抵抗 2個で調整した方が楽です。


🌺 電源 🌺
電源は使い道の無かったリチウムイオン電池26650を2個を内臓することにしました。AC電源に頼らないで、どこでも使えるモバイルスピーカにもなります。容量は表記の半分程度のパチもん中華製“191123 リチウムイオン電池 26650の容量を確認しましたⅱ”ですがデジタルアンプくらいの負荷なら 1週間くらい鳴らしっぱなしで使えます。

🌺 その他のパーツ 🌺
その他のパーツとして、Bluetoothボード、パワーアンプ、電源モジュールが必要です。主にAmazonで入手しました。不思議なくらい色々な種類のボードが出品されていて、300円~800円くらいの値段なので重宝します。
但し、ほとんどが信用できない中華製なので、カスタマレビューのチェックは最低限必要です。

- Bluetoothボード -


- パワーアンプ -

- 電源モジュール -
Bluetoothボード用の電源です。よく見たら3端子レギュレーターを使ったアナログタイプでした。
 
 
🌺  各パーツの配線イメージ  🌺
 
🌺 本体 🌺

ケースは百円ショップ ダイソーで購入した、ミッキー柄のアクリル製ケースです。

🌺 マトリクススピーカ全体 🌺

家にあったオンキョーパワードスピーカーGX-70HDのアンプのない方をセンター、両サイドには今回入手したオーム電機の中古サテライトスピーカーを使いました。
センターとサイド間の位相差によって音像を錯覚させるシステムなので、3個とも同じスピーカーなのがいいのは判っているのですが、同じスピーカーが
3個並んだ構図はどうしても嫌なので、両サイドとセンターは別になっています。

次回は、実際に音楽再生をします。また、インプットトランスが雑なつくりで怪しいので、新調したデジタルテスターで、F特なども測定してみたいと思います。
🐌 次回の視聴編 🐌


🎲 メモ 🎲
  • 10個セット オーディオトランス 600Ω:600Ω (Amazon 938Prime)
  • YOUn XY-BT ミニBluetoothレシーバボード (Amazon 384Prime)
  • HiLetgoⓇ YDA138 2×10Wデジタルアンプ (Amazon 870Prime)
  • サンハヤト 小型ユニバーサル基板 ペア4個入 (Amazon 232円 合わせ買い)
  • 5V超小型電源モジュール (ヤフオク 350円 送料込)
  • ELPA スズメッキ線 φ0.6㎜ HK-SM06H (Amazon 153円 合わせ買い)
  • AINEX 六角スペーサ 6個入×2 (Amazon 260円 合わせ買い)
  • ToTaLohan 26650電池ホルダー 2個セット (Amazon 599Prime)
  • オーム電機スピーカー (ヤフオク 1,200円 送料込)
  • ミッキー柄アクリルケース(ダイソー 100円 税別)