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2023年6月2日金曜日

230602 Anker PowerWave (Pad) ワイヤレス充電器 Qi認証の使用感は概ね良好

こんにちはHousukeです。

🍒Anker ワイヤレス充電器🍒
根がものぐさなので、スマホを充電するのにいちいちコードを繋ぐのは、いつも面倒に感じていました。
ふと、今使っているスマホ(SONY Xperia XZ3)がワイヤレス充電に対応していることに気付き、そのワイヤレス充電器をネットで探してみました。

🍒ワイヤレス充電器を購入🍒
発火事故につながる可能性のある難しい機器なので、日本製といきたいところですが、残念ながら見つかりません。
時代は変わって、このジャンルは中華製一択のようです。
今回はそのなかでも実績のある Anker製にしました。

Amazon Ankerのストア 1,490Prime
Anker PowerWave (Pad) Qi認証


🍒ワイヤレス充電ポイントを確認🍒
ワイヤレス充電器をスマホのどこに当てれば一番いいのか、充電ポイントを調べてみました。手持ちのスマホ SONY Xperia XZ3 は携帯キャリヤによって型番が違うので、ググっても簡単に説明書が出てきません。手っ取り早く、分解した画像でワイヤレス充電ポイントを確認しました。

≣ Sony Xperia XZ3の分解画像 ≣
(元の画像は『スマホ修理王』のサイトからお借りしました)
受電用のコイルがスマホの中央にあるので、ここがワイヤレス充電ポイントになります。 充電Qi と記しました。
 NFC受信 はマイナンバーカードなどの金色のICチップのところを当てて、それを受信するポイントです。スマホ裏側に『N』と印字されています。少し前、マイナンバーカードやスイカを読取る時にエラーでイライラしたことがあったので、ついでに調べました。


🍒充電のテスト🍒
USB用の電源メーターなどを使って、充電のテストをしました。手元にあるUSB電源アダプターは、最近の大電流対応ではなさそうなので、普通に使う前提の動作内容です。
本品は電源アダプターについてクイックチャージ対応/2A以上を強く推奨しています。

PLは、スマホなどの受電装置を感知した時に青く点灯します。
電流は、超安物電源メーターの読みです。±10%くらいの誤差があります。
  • ①無負荷
    PL: OFF
    電流0.00A

  • ②スマホ充電中
    PLON(点灯:連続して点く)
    電流0.55A

  • ③スマホ満充電
    PLON(点灯:連続して点く)
    電流0.18~0.22A

  • ④単三乾電池×1本で誤動作テスト
    PLON(点滅:点いたり消えたりを繰返す)
    電流0.00A

  • ⑤アルミダイカスト製の2.5incHDDで誤動作テスト
    PLON(点滅:点いたり消えたりを繰返す)
    電流0.00A
気になったのは③で、スマホが満充電になっても 0.2A前後の電流が流れっぱなしであることです(有線では 0.01A以下確認済)。電力にして1W/Hくらいで、スマホが微かに熱を持ちます。送電側と受電側は通信をしていて、互いに相手の状態は分かっているはずなので、どうもこの中途半端な電力ロスは納得できません。違う充電器かスマホが手に入ったら、また調べてご報告したいと思います。
<’230620追記>
iPhoneSE第二世代が手に入ったので、満充電時の送側電の電流を測ってみました。
SONY Xperia XZ3と大して変わらない0.2A前後でした。
この電流は相互通信をするために常時流す必要のあるアイドリング電流みたいなもののようです。電気代高騰中なので、最後に電気代を計算しました。
1Wの電力損失を、スマホのどこの部品が担っているのか気にはなります。バッテリーでは無さそうですが...

④⑤については、ワイヤレス充電機器以外の金属製の異物を乗せたらどうなるかの誤動作テストです。ハサミや爪切りなどは無反応ですが、単三乾電池×1本より大きいものには反応してPLが点滅します。アルミダイカスト製の2.5incHDDも同様に反応しました。ただ、電流は流れてないので(0.00A)、送電側は受電装置ではない異物と判断しています。勿論注意は必要ですが、これらの異物による発熱・発火の可能性はなさそうです。

スマホの使い勝手が簡単・便利になって、ある程度安全性が確認できたので使用感は概ね良好とします。

ちなみに、スマホでワイヤレス充電機能が使われだしたのは、'2017/09発売のiPhone8の頃からです。
≣ iPhone8のレントゲン画像 ≣
(元の画像は『CORRIENT.TOP』のサイトからお借りしました)


<おまけ>
≣今回のワイヤレス充電 電力ロスの電気代は❓≣
電気料金単価を 1KW/H 当たり 27円とすると
1日の電気代は→   27円÷1000×24H=
0.648円
1年間の電気代は→   0.648円×365day=
237円

2022年12月30日金曜日

221230 DELL Inspiron660 市販のマザーボード CPU に交換する改造 後編 (アドレッサブルRGB ヒートパイプクーラー)

こんにちはHousukeです。


前回『221227 DELL Inspiron660 市販のマザーボード CPU に交換する改造 前編』の続きです。

今回は、Inspiron660のマザーボードや電源などを外し、新しいパーツに交換をします。

🐲 使われていた各パーツの配線の確認と取外し 🐲

<取外し前の配線の確認>

<フロントパネルコネクタのアサインの確認>

<取外したパーツとケース>


ここからが、改造になります。
🐲 新しいパーツの交換 🐲
<パーツ一覧>
         マザーボード :ASUS Z97M-PLUS                      /手持ち在庫品
                        CPU:Core™ i7-4790K(LGA1150)         /中古 ヤフオク
                     メモリ:DDR3 2GB×4                               /手持ち在庫品
グラフィックボード:玄人志向 GEFORCE GTX1060  /手持ち在庫品
                        SDD:Intel SSD 256GB                          /中古 ヤフオク

                        電源:Apexgaming AG-650 650W         /Amazon Prime



<フロントパネルコネクタの配線の変更>
オリジナルのフロントパネルコネクタは12P、交換先のASUS MBが20Pで、配線も全く違います。
オリジナルの12Pコネクタからピンを抜いて、手持ちのフロントパネルコネクタ用のパーツセットのモールド部分を外して、それに挿して使いました。市販のPCケースのような感じです。
         機 能            色 
 POWER SW  
 POWER SW  
H.D.D.LED  
H.D.D.LED  
POWER LED  
POWER LED  

Amazonで同じようなパーツセットが販売されていました。
ブランド:闇商店 Amazon 620円 Prime

コネクタのピンは、精密ドライバーなどで爪を起こすと簡単に抜けます。


<アドレッサブルRGB CPUクーラーの取付>
前回ご紹介した、ARGB 110㎜ファン2連のヒートパイプ式CPUクーラーです。

取付プレート他、ARGB3pin増設ハブ付コントローラーが付属しています。コントローラーにはリード線出しのSWが付いていて発光パターンを切換えることができます。このSWは空いている2段目のドライブベイの中に這わしておきました。
先ず、取付プレートをマザーボードへ取付けます。

プッシュピンの透明な方を、3本ある位置ガイドの合う所へ挿します。今回のLGA1150(LGA775~LGA1200共通)では、そのガイドの3ヶ所ある中の真ん中へ合わせました。
そこへ黒いプッシュピンを刺すと、取付プレートは固定されます。
リテール品の取付け方とほぼ同じです。
追記:後で取外すときプッシュピンの透明(アクリル製?)な方が1個折れていました。強度が足らないようですが、それを見越してかプッシュピンは透明・黒のそれぞれに4個多い8個が入っていました。

CPUとの接面は大きめでパイプの段差があるので、

グリスは多めになると思います。

次に、CPUクーラーをCPUに当てがい、そのフックを取付プレートの鉤爪に引っかけて、取付は完了です。

マザーボードをケースに装着したままだったので、結構てこずりました。ラジオペンチの扱いに慣れている方は、フック上側と取付プレート下側を挟むようにすると楽に引っかけることができます。

クーラーの実物を見た時バカみたいに大きいので、ダメでもネタになるからと諦め半分で取付けましたが、奇跡的に収まりました。

ケースの上蓋と、グラボ(GTX1060)とのクリアランスは両方とも1~2㎜くらいです。

クーラーのサイズ:153.5㎜(H)×100.5㎜(W)×150㎜(L)


<TPM2.0モジュールの取付>
ちょっと怪しげですが、Amazonでピン配置がマザーボードのマニュアル表記に近いTPM2.0モジュールを購入しました。

₌マザーボードのマニュアルのピン配置₌

₌Amazonで購入したTPM2.0モジュール₌

マザーボードのTPMヘッダー(20-1ピンTPM)へ装着しました。

<BIOSの設定>
残念ながら、Amazonで購入したTMP2.0モジュールは正常に動作しませんでした。
裏技でWin11をインストール(ネットでいくつか紹介されています)しようかと考えましたが、いまのところ格段に使いやすくなるようなメリットはなさそうなのでWin10をインストールしておきました。


🐲 パーツの交換が完了 🐲
Inspiron660のケースはごく普通で、難なくパーツの交換(改造)が完了しました。
ちょっと気になるのは、ケースファンの取付できるところが後面パネルの一ヶ所のみで、しかもそのファン取付穴がネジ間83㎜(90㎜ファン)の一般的な小型ファン用です。
排熱はこの小型ファンと電源内臓のファンに頼ることになるので、夏場、特に発熱の大きなグラボとの使用には注意が必要かと思います。


🐲 シネベンチR15で性能チェック 🐲
シネベンチR15で性能チェックをしました。
今回はCPUの世代が古いので、その非力な分を O.C.で頑張ってもらおうと、CPUクーラーを冷却性能の良さそうなヒートパイプ式の大型ファンにしたのですが...
シネベンチR15の評価は O.C.4.6GHz弱で約 880cb、勝手に期待したより少なめでした。
<銅芯入りCPUクーラー>
上の銅芯入りCPUクーラーは事前の動作チェックに使ったものですが、cb値は850を超えていてヒートパイプ式と大して変わりませんでした。
せっかくのヒートパイプは性能的にはあまり役に立たなかったということになりますが、ファンの動作音が静か(ベンチマークテスト中でも)になったので良しとしました。
<ネット上でのCore™ i7-4790Kの評価>
ネット上で公開されている Core™ i7-4790KのシネベンチR15の評価も 894cbなので、このあたりが普通のO.C.の実力のようです。
とは言え、改造前(i5-2400 3.4GHz)は 431cbだったので、ほぼ倍の性能UPになっています。
前回改造した2モデルはO.C.なしで、Core i5 10400F 6コアが約 1300cb、Ryzen7 2700 8コアが約 1400cbなので、世代の進歩は否めません。
ド派手なLEDファンはケースをすると隠れてしまいますが、照明が零れ見えるので、違った静かな華やかさを演出してくれています。
メインコンピューターとして使い始めましたが、今のところCPUの速さなど不足は感じていません。


📝追記/次回のご案内📝
LED照明が映えそうなASUSのPCを、アドレッサブルRGB化しました。併せて、データサーバー機として使うため、2基のドライブベイに着脱可能なHDDマウンターを装着しました。よろしければご覧ください。

🎲 メモ 🎲
  • DELL Inspiron660 i5 2400 SSD120GB (ヤフオク 6,250円 送料 1,327円)
  • Apexgaming AG-650 80PLUS 650W (Amazon 8,650Prime)
  • TPM2.0暗号化モジュール 20pin (Amazon 1,289Prime)
  • upHere サイドフローCPUクーラー (Amazon 2,980Prime)
  • Core™ i7-4790K (ヤフオク 6,710円 送料 200円)
  • Intel SSD 760p 256GB M.2 (Type2280)  (ヤフオク 2,701円 送料 200円)

2022年12月27日火曜日

221227 DELL Inspiron660 市販のマザーボード CPU に交換する改造 前編

 こんにちはHousukeです。
 
🐲 DELL Inspiron660( 第 2世代 i5-2400 3.4GHz) 🐲
ヤフオクで見かけて、カラフルなパネルに魅かれ思わずプチってしまいました。
 
PCの改造記事は本ブログの中で一番好く見て頂けるので、そろそろ新ネタを探さなきゃと考えていたところでした。

発売当時の記事☞   デル、ミニタワーPC「Inspiron 660/660s」を発売 (1/2) 
記事によると、Inspiron660は2012年5月に発売され、ラインナップとしてはミニタワーが 7モデル、スリムタワー 6モデルからなります。この中のハイエンドモデルは Corei5 2320(3GHz) メモリ8GB 2TB HDD Win7 64bit 82,980円~です。また、カラーバリエーションは 5色ありました。
今回のものはその中のレッド色です。CPUが当時のハイエンドモデルの i5-2320 3GHzより上位なので、発売日より後に追加したモデルか、ユーザーが勝手に交換したもののようです。

<DELL Inspiron660(i5-2400 3.4GHz)のベンチマークテスト>
お約束でシネベンチR15にかけてみました。

シネベンチR15の評価は 431cbになりました。
WiFiやブルーツースはマザーボードに内蔵されていて、オマケにSSDが付いていたので、10年前のモデルとはいえ普通に使えます。


🐲 マザーボード・CPUの交換 🐲
'2022/12 現在のIntelのCPUは 第13世代が最新機種で、Core™ i9-13900Kの1機種だけが先行で販売されています。
ソケットは12世代と同じLGA1700です。

とは言っても13世代 i9-13900K138,000円といくらなんでも高すぎるので、最初の改造案としては、12世代 i513世代のチップセットZ790の組み合わせを考えていました。
    CPU:Core™ i5 12600                 (第12世代 LGA1700)
マザーボード:チップセットZ790 搭載品  (第12/13世代)
ところが、
Core™ i5 12600は 38,000円、マザーボードは一番安い MSI PRO Z790-Pでも 3,3000円します。
2年前に最新世代(10世代)の仕様に改造をするのに、マザーボードとCPUを合わせて 35,000万で収まったので、今回は倍のコストになります。
また、CPUの反りの問題が解決していないこともあるので、今回は最新の1213世代は見送ることにしました。


🐲 話が一気にショボくなって... 🐲
マザーボードは、手持ちの第4世代のマザーボード使うことにしました。CPUはこのマザーボードに搭載可能で最強のものをヤフオクで探しました。
話が一気にショボくなってきました😭...
    CPU:Core™ i7-4790K     (第4世代 LGA1150)/ヤフオク中古
マザーボード:ASUS Z97M-PLUS (     〃     )/手持ち在庫品

Windous11対応用にTPM2.0暗号化モジュール 20pinを手配しました。
これだけでは華が無さ過ぎるので、華やかに光るLED付き超大型CPUクーラーを手配しました。
upHere サイドフローCPUクーラー ARGB/RGB LED対応
Amazon 2,980Prime



それでは、ショボい次回をお楽しみに...

次回『221230 DELL Inspiron660 市販のマザーボード CPU に交換する改造 後編


⌛ おまけ ⌛
<Intel世代>

LGA775      Core2          Pentium,Celeron,Core2,Q.. DDR3    2006~
LGA1156  第 1 世代      i3-6**,i5-7**,i7-8**                DDR3    2008~
LGA1155  第2・3世代   i3/5-2***/3***,i7-(2/3)7**      DDR3    2011~
LGA1150  第4・5世代   i3/5-4***/5***,i7-(4/5)7**      DDR3    2013~
LGA1151  第6-9世代    i7-(6~9)***,i9-(6~9)***      DDR3/4 2015~
LGA1200  第 10 世代      i5-10***,i7-10***,i9-10***     DDR4    2020~
LGA1200  第 11 世代      i5-11***,i7-11***,i9-11***      DDR4    2021~
LGA1700  第 12 世代      i5-12***,i7-12***,i9-12***     DDR4/5 2022~
LGA1700  第 13 世代      i5-13***,i7-13***,i9-13***     DDR4/5 2022後~
CPU番号は代表的なもの


🎲 メモ🎲

  • DELL Inspiron660 Core i5 2400 SSD120GB 64bit (ヤフオク 6,250円 送料 1,327円)
  • TPM2.0暗号化モジュール 20pin (Amazon 1,289円 送料 Prime)
  • upHere サイドフローCPUクーラー (Amazon 2,980円 送料 Prime)
  • Core™ i7-4790K (ヤフオク 6,710円 送料 200円)

2022年10月29日土曜日

221029 ステレオ音源用のサラウンドアンプ(BBD PT2399)製作 改良編

こんにちはHousukeです。


前回『221019 ステレオ音源用のサラウンドアンプ(BBD PT2399)製作 後編』の続きです

追加注文したエコー基板 2個が届きました。ステレオ L/Rそれぞれの遅延回路を二段構成にグレードアップしました。


🎤 グレードアップした内容 🎤
二段構成になったエコー基板の一段目が短い時間 15mSくらいの遅延を担当し、二段目が長い時間 100mSくらいの遅延を担当するイメージです。基板には可変抵抗を付けてクロック周波数を変えられるようになっていて、遅延時間を短い方に調整することができます。本記事では 30KΩの半固定抵抗を付けました。


 ≣ 外観 ≣

注文したスペーサーが届いてないので仮組状態です。
 
≣ テスト音源 ≣
普通の音声や音楽ソースでは遅延効果を評価するのが難しいので、上の画像の右側に写っている、テスト音源用のパルス波発生器を作成しました。
古典的なトランジスタを使ったフリップフロップ回路を使い、ステレオ L-R交互にパルス波が出るようにしました。Volの前にコンデンサー 0.1μFを3個直列(適当な容量がなかったので)にして入れ、LCFとして不要な低音成分をカットしています。
 
≣ 視覚的に観測 ≣ 
延効果を視覚的に観測するために、古いオシロスコープを引っ張り出してきました。ところが、そんなに高性能なオシロスコープではないので、掃引時間を最大にしても、時間の短い一段目(約15mS)の遅延を捉えるのが限界でした。

遅延時間は一段目を15mS、二段目を100mSです。正確に測定できてないので付きにしています 
前回 “遅延時間が長・短の音を合成しているように聞こえました。”と書きましたが、それはカン違いで、遅延時間は一つきりでした。

🎤 試聴感 🎤
カーネギーホール
遅延回路を二段構成にしたことで、定在波(フラッターエコー)の嫌な感じが少なくなって自然な響きに近くなりました。ニュース番組や、楽器の少ないソロ演奏などでは、無いとひどくもの足りなくなります。 “たたみ六畳間で広がりのある音場を再生”という当初の狙いについては、あっ気なく大部分が叶ってしまいました。

パーツが格安で手に入るようになったので、もう少し増築やチューニングを続けることにしました。
・遅延回路を三段にする🎶
・遅延成分を操作して音場を広げる🎶
などです。
残響を完全にシミュレーションしようとすると、その演算はスパコンでも追いつかないくらい情報量が多いそうです。
とは言うものの、肝心の耳の方はそれほど高性能なものではないような気がします。今回、遅延回路を二段構成にしたら驚くほど良くなりました。これが三段になったら文句のないレベルになるような気がします。
また、ついでに音場をさらに広げられたらとも考えています。ちょっとググってみましたが、情報があまりないのでテストボードみたいのを作って試してみる予定です。BBDは、音の遅延をいとも簡単に出来るので強力な助っ人です。ただ、ダイナミックレンジなどの基本性能がアナログ音源時代そのままなので、よく考えて回路を組まないと、昔なつかしい雑音とおつき合いすることになりそうです。

最近は楽器を演奏することもないので忘れていましたが、娯楽として聞く音には心地よい響きが必要なことを再確認しました。

進展があれば、またご報告したいと思います。

違うブログですがリメイクしたサラウンドアンプを製作ました。
⇒『230519 BBD PT2399(松下製MN3005後継)を使ったステレオ音源が広がって聞こえるエフェクターの製作


🎤 おまけ 🎤
ふと、BOSEスピーカーがデビューした時のそのコンセプトを思い出しました。
≣ ボーズ901 (1968年発売) ≣

スピーカーが8個付いている面を壁の方に向け、スピーカーが一つだけの面をリスナーに向けてセッティングします。これは、BOSE博士がカーネギーホールなどの著名な音楽ホールの音響特性を分析した結果、反射音と直接音の比が 8:1だったことに拠り開発・製品化したものだそうです。(ダイレクト/リフレクティング理論)

とはいっても、音楽ホール並みの反射音・反響音を得るには結構な広さの空間が必要です。たたみ六畳間では、壁にくっ付けて置くしかないので、Housukeにとってボーズ901は全く意味がなさそうです😅


🎲 メモ 🎲

  • uxcell フォーンプラグ 3.5mmメス 10個 (Amazon 595Prime)
  • uxcell スタンドオフ六角スペーサー M3 (Amazon 390Prime)

2022年10月27日木曜日

221027 仮想通貨マイニングが大赤字...

こんにちはHousukeです。



前回『220303 ❝暖房を兼ねて仮想通貨マイニング❞の成果』の続きです。
また、暖房が必要な季節になったので、久しぶりに NiceHash(ナイスハッシュ)を起動してみました。とりあえず、パソコン(グラボ RKA2060)一台だけ動かしました。
📉 NiceHash 📉


電気代を100W 1時間当たり2.7円として一日の利益を計算すると...

‐75.43円(1日の利益)=8.81円(出来高)ー84.24円(2.7円×1.3×24/電気代)
になりました。

商売で言えば、仕入値 100円の商品を10円で販売するような感じです。
ググってみたところ、同じ穴の狢さん達の利益はもう少し多いようですが、それでも似たり寄ったり惨憺たる状況です。

半年前の 3月3日のブログでは17%の利益(粗利)が出ていました。
半年前のブログ⇒『220303 ❝暖房を兼ねて仮想通貨マイニング❞の成果

1年以上前から、ETH イーサリアムの仕様変更(ハードフォーク)の噂がありましたが、それが実施されたことが大きな原因のようです。勿論、ビットコイン価格の下落も一因になっています。

何が起きるか予想できない世界なので、しばらく静観することにしました。出来高が電気代の半分くらいまでに好転したら、またマイニングを再開する予定です。