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2021年4月27日火曜日

210427 夏が近いので、パソコンを涼しそうなキューブ型PCケースに衣替えしました

こんにちはHousukeです。

夏が近いので、パソコンを涼しそうなキューブ型PCケースに衣替えすることにしました。
“Micro-ATX”サイズでAmazonを探したら3つ候補が上がりました。

候補 1. Thermaltake Core V21
価格 7,089円(’21年4月現在) Amazon prime
重量 17.33ポンド
寸法 42.4x32x33.6cm

候補 2. Thermaltake LEVEL 20 VT

価格 12,218円(’21年4月現在) Amazon prime
重量 1キログラム     (?)
寸法 10 x10 x10cm (?)

候補 3. Corsair Crystal280X -White

価格 10,518円(’21年4月現在) Amazon prime
重量 7.1Kg
寸法 39.8 x27.6 x35.1cm

メートル法とヤード法がごっちゃだったり、寸法が10cm角だったり、広告はあまり信用できないので、主にカスタマレビューを参考にしました。
頑丈で仕上げが良くて重すぎないことを選ぶポイントにして、結局候補 1.Thermaltake Core V21にしました。


🚛 衣替え作業 🚛
<元のパソコン XPS8700>
XPS8700(改造品)から、次のパーツを引っ越ししました。
 マザー: ASUS TUF GAMING B460M-PLUS
 CPU: Intel Core i5 10400
 メモリ: G.Skill DDR4-3600 16GB×2
 SSD: Silicon Power 256GB PCIe3.0×4 NVMe1.3
 電 源: 750W 80plus GOLD SST-ST75F-GS
 グラボ: NVIDIA GeForce GTX1070Ti/GTX2060

<新しい衣になるPCケース Thermaltake Core V21>
パネルは一枚がアクリル窓付き、2枚はメッシュ加工に埃除けのフィルタ付き、床用はメッシュ加工したものにゴム足が付いています(パネルの取付形状が共通なので自由に入替が可能)。また、マザーボードの上の空間はたっぷりあります。予定はありませんが、水冷ヒートシンクを取り付けるためのBRKTが 2レーン分付いています。
上下左右の4枚のパネルは全部取り外せるので、邪魔になるものがなく、組立やメンテナンス作業は、リグ型のケース並みに楽です。

樹脂/金属パーツとも日本メーカー製のような超高品質ではありませんが、組上げてしまえば全く気になりません。上部の梁など、乱暴に扱えば変形しそうな箇所はありますが、常識的な範囲の強度だと思います。

🚛 衣替え完成 🚛
パソコン台の上に乗せてみました。高さ・重量は結構ありますが、重量物の電源が下方にあるので、見た目より安定しています。
グラボを縦に配置するので、ヘビー級のグラボでも固定する必要はなさそうです。また、グラボの動作状況を見て確認できるので安心感があります。

ファンは 1つのみ付属していますが、20㎝の大口径なので風量(経長比の平方倍)があります。我が家の大仕事、フライトゲームやマイニング(300W~)でも、余裕で冷却してくれます。
ファンの追加も、リアパネル以外に上部に可能です。

光学ドライブがありませんが、CDやDVDを使わなくなったので困ることは無さそうです。ひと昔前だと、光学ドライブやカードなどのインターフェイスがゴテゴテたくさん付いていることが高性能パソコンのマストなイメージでしたが、ネット環境とUSBが高速になった現在では全く意味が無くなりました。
ごくたまに頼まれてDVDーRWを作成することはありますが、その時には外付けポータブルプレイヤーでこと足ります。

全面パネルのロゴマークはローカル感じですが、磁石でくっ付いているだけなので好みのデザインパーツにアレンジすることができます。

まとめると、組立がし易すく、十分な機能・デザインと言えます。特に、大きなグラボや冷却装置が取付可能なので、機能を追加したいときの拡張性も充分です。

2021年4月18日日曜日

210419 クリップオンストロボを外部電源化して、常時待受けにする

こんにちはHousukeです。

🎶 Godox TT685 クリップオンストロボ 🎶
我が家のハムスターの写真をよく撮ります。最近、撮影の照明をアップグレードしてクリップオンストロボを使うようになりました。
ところがクリップオンストロボは、電源を入れてから準備(チャージ)に時間がかかります。その時間は 2~3秒間なのですが、すばしこいハムスターが相手では、ほとんどのシャッターチャンスを逃している気がします。

そこで、クリップオンストロボの電源を外部から摂って、常時待受けにすることにしました。

🎶 我が家のハムスター(参考まで...) 🎶

Amazonに、ダミーの乾電池を装着して、外部からUSB電源を供給できる “乾電池DC電源供給ケーブル”なるものがあったので購入しました。

🎶 乾電池/DC電源供給ケーブル 🎶
ダミーの単三乾電池 4本と、外径φ5.5mm電源プラグ↔USB端子のDC電源供給ケーブルのセットになっています。大きめのUSB端子には、5Vを 6Vにする昇圧するDC-DCコンバーターが内臓されています。
< 外観 >

< 取付 >
ダミーの電池から出ている平たいケーブルを、蓋の隙間から出すようにセットします。
ケーブルや電源プラグは、黒いアセテートテープで固定しました。


🎶 USB電源を接続→電流不足で失敗 🎶
単三乾電池でいけるのだから、スマホ用のUSB電源アダプターで十分だろうと使ってみましたが、初期チャージに恐ろしく時間がかかり、ストロボがエラーになります。全くの電流不足です。

- 昇圧回路なしのUSBケーブルに交換 -
そこで、ダミー電池に付属していた5V→6Vの昇圧回路の付いたUSBケーブルを、次の昇圧回路なしの直結したUSBケーブルにしました。電圧は減りますが、昇圧回路の内部抵抗をレスることができます。
次の画像は、チャージがほぼ完了したところですが、電流はまだ0.57A流れています。
電源ON直後は、電流が最大2.2A流れ、電源電圧は2~3Vまで低下します。スタンバイ状態では 0.01A以下に落着きはしますが、発光させたあとのチャージにはまた時間がかかります。予想以上にストロボは大喰らいでした。
結局、USB電源アダプタは容量不足で使えないと判断しました。


🎶 AC電源アダプタに変更→成功 🎶
AC電源アダプタ 5V2.6Aを使うことにしました。
電源ON直後のチャージの所要時間は、乾電池使用時とほぼ同じ 2秒ほどで完了します。電圧は 5Vなので、乾電池×4本→ 6Vに対し 1V不足していますが許容範囲内と考えました。
ちょっと不安は残りますが、電圧は安全な方向なので このAC電源アダプタを使うことにしました。
ストロボの仕様で、操作をしないと1時間ほどで休止状態になりますが、何れかのボタンを押すとすぐに復帰してくれます。


スタンドアロンのストロボを発光させるには、フラッシュトリガーコマンダーからコントロールする(SDモード)するか、別のフラッシュの発光に連動させる(SFモード)の二通りの方法があります。
🎶フラッシュトリガーコマンダーから(SDモード) 🎶
≣フラッシュトリガーコマンダー Gobox X2T-S≣
このGobox X2T-Sは、発光量を細かく調整することが出来るほか、フォーカス(発光の広がり)調整、多数のフラッシュのグループ分けなど多機能です。
ところが、このコマンダー、機能が多すぎて目的の操作に辿り着くのに時間がかかりすぎます。しかも次に使う時は忘れています。
(ヤフオクで処分しました😓...)


🎶安物のクリップオンストロボから連動(SF) 🎶
今度は、操作の簡単な安物のクリップオンストロボ Photoolex M500から連動(SF)するようにしてみました。このPhotoolexのストロボ M500は機能が少ないからなのか立ち上がりが結構速いのです。
 
≣操作の簡単な安物の Photoolex M500≣
 
ハムスターに光が直接当たらないように遮光用のシールを貼って、発光量を一番小さくしました。
一旦はこれで、クリップオンストロボからクリップオンストロボの連動(SF)で成功しました。
🐁🐁🐁。


🎶安物のストロボ一台で済んでしまった 🎶
しばらく使っていて、ふとカメラの露出補正の機能があることを見つけました。
この補正をマイナス(-2.0くらい)にすると、一台のストロボで十分撮れることがわかりました😃。
最初はGodoxのストロボの立ち上がりが遅いので、その対策をしていたのですが、結局安物のストロボ一台で済んでしまいました。
ちなみに、この安物のストロボ Photoolex M500の値段は Godox TT685の半分以下です。


最初はえらい考えるのですが、途中で障害が出るたびにあっちこっちに考えが散らばって機材を買い足したりしますが、

最後にはほとんど要らなかったということがよくあります。
お付き合いいただきありがとうございました😊。


🎲 メモ 🎲
  • LANMU USB 5V-6V DC電源供給ケーブル (Amazon 1,199円 prime)
  • Godox TT685 ストロボ 富士フィルム用 (ヤフオク中古 6,830円 送料 770円)
  • Godox TX2S ソニー用フラッシュトリガーコマンダー (Amazon 7,300円 prime)
  • フラッシュディフューザー TT685用×3個 (Amazon 1,200prime)
  • Photoolex M500 フラッシュストロボ (Amazon 3,559円 prime)
  • NEEWER TT560 TT520ハードディフューザー (Amazon 1,049prime)
  • ストロボ/フラッシュ用 スタンド (Amazon 240円 送料無料)
  • USB-DCジャック USB電源ケーブル (Amazon 699円 prime)
  • 5V AC電源アダプタ (ヤフオク即決 400円 送料 210円)

2021年2月17日水曜日

210217 SONY製の座れるサブウーファーとボードアンプ 音出し編

こんにちはHouskeです。

怪しげなボードアンプのマスターボリュームだと思っていたものは、フルレンジ側の音量だけで、ウーファー側とは連動していませんでした。
仕方がないので、50KΩBをマスターボリュームとして追加しました。音量はAカーブがいいのですが、Bカーブしかありませんでした。
ウーファーボリュームを絞り切っても音が出る現象は、ボリュームの回路がローパスフィルタ回路と絡んでいて、音量がゼロにならない仕様のようです。
テスターチェックのみで、両面基板でややこしいので回路解析まではしてませんが...

🌱 ボリュームの配置 🌱
- 右側から -
① マスターボリューム(新しく追加)
② ローパス(周波数の調整)
③ ウーファーボリューム
④ フルレンジ側ボリューム(ウーファーと連動しない)


🌱 音出し確認 🌱
前回ご紹介したサブウーファー SONY製SS-WS6とJBL Control 1Xをフルレンジスピーカーとして使いました。

- テスト音源 -
Youtubeのテスト音源(正弦波)を再生して、主にウーファー側の音を耳で確認しました。
- 正弦波のオシロスコープの画像イメージ -
200Hzから徐々に周波数を低くして再生しました。40Hzまでは歪感なく再生しました。35Hzより下は低くなるほど歪んで濁った感じになります。20Hzでは歪成分が小さく聞こえるだけです。

- 音楽やビデを再生 -
実際の音楽やビデオを再生してみました。よく言えば締まった感じのある音を再生してくれます。アクション映画などでは、クライマックスシーンに地響きのような重低音が入っていることがよくありますが、そういった効果音にはもの足りない感じです。
とは言っても、ハムスターランが優先する6畳間では、小型の16cmサブウーファーでも仕方ないかなとも思います。
椅子にもなるし...


違うジャンルのブログですが、似たようなテーマのブログを書きましたのでよろしければご覧ください。
⇒『230428 24db/oct. カットオフ周波数可変LPFを使ったキッチン用サブウーファーアンプの製作

2021年2月15日月曜日

210215 SONY製の座れるサブウーファーとボードアンプを購入

こんにちはHouskeです。

我が家のハムスター🐹はサブウーファーが大好きです。
新聞紙でダクトを塞いでいますが、暇さえあればガジガジして中に入ろうとします。以前に入ってしまって出てこないので、スピーカーを外したことが 2回あります。電源やAMP基板があるので危ないのです。
 
このところ部屋が手狭にもなってきたので、ウーファーをもっと小さいものにすることにしました。🐹が感電する心配もなくなります。

確か、SONY製で椅子のようなウーファーがあったことを思い出しました。椅子に使えれば、一石二鳥です。
そんな感じでヤフオクを探してみたら、記憶通りSONY製で、しかも数種類出品されていました。
📣 SONY製の椅子にも使えそうなウーファー 📣
どれも20年くらい前に発売されたものです。スピーカーがヘタっていれば、適当なものを探して交換する積りで、外見が奇麗なSS-WS6を落札しました。

= 届いたSS-WS6 =
このウーファーは単品で販売されたもではなく、サラウンドセットの生き残りのようです。
- 元のサラウンドセット(SONY HCD-SC8) -
取りあえずアンプを繋いでみたら、音ワレ感・歪感なく鳴りました。急いで交換用スピーカーを探さなくてもいいようです。
椅子の代わりになるかどうかですが、予想以上に堅牢なつくりです。安心して座ることができます。SONYのことだから、上に座るだろうくらいのことは折込み済なのだと思います。

長年の埃やごみが上向きのスピーカーに積もっているような気がするので、掃除するためにバラそうとしましたが、よく分かりません。
= ネットで分解図を見つけました =
分解図をよく見ると、最初に「ロゴ入りグリル」を上へ引き抜いてから、その下の211番のビス8本で取付されている枠を取外すと、スピーカーが現れるようです。
ところが、このグリル経年で固着しているのかビクともしません。
矢印のところに、くさび状のタガネのような工具を挿し込めば浮いてきて外せそうな気がします。工具を探してまたトライすることにしました。


📣 サブウーファー対応のボードアンプ 📣
スピーカーはアンプ無しなので、安価な中華製ボードアンプをプチりました。
ブランド:Wal front ¥2,239(Amazon/Prime
カスタマレビューが 1件もなかったし、Amazonのこの手のものはいつも博打です。
簡単に配線して鳴らしてみました。
ボリュームを全部絞っても、ウーファーから小さい音がします。3つのボリュームは、マスター音量、ローパスフィルタ調整、ウーファーの音量だと思うのですが、なんか違うようです。期待通り嫌な予感がします...

次回は、このアンプを制して音出しをしたいと思います。

🎲 メモ 🎲
  • SONY サブウーファー SS-WS6 (ヤフオク 580円 送料 1,830円)
  • Wal front TPA3118 2.1CH オーディオアンプ基板 (Amazon 2,239円 prime)

2020年12月24日木曜日

201224 ASRock DeskMini A300を入手しました

こんにちはHouskeです。

ASRockブランドで販売されている、ベアボーンキット “ASRock DeskMini A300”のご紹介です。
実は『201201 "HP ENVY 700-560jp(i7-4790)"をAMD Ryzen使い仕様に改造』の作業中に、AMD Ryzen7の動作確認用に購入したものです。

Mini ATXサイズが使われているものと思ってましたが、それよりさらに小さいMB(マザーボード)が入っていました。超小型PCと違うところは、制限はあるもののCPUやメモリーを用途に応じて自在に選べることです。またオプションも豊富にあります。
<ASRock DeskMini A300の外観>

🎍 ASRock DeskMini A300のスペック 🎍
◦AMD® AM4ソケット CPU
 - Picasso、Raven Ridge、Bristol Ridge、最大 65W
 - 最大高さ 46mm 以下の CPU クーラーをサポート
◦高速 DDR4 メモリ
 - DDR4-2933MHz (Ryzen)
 - DDR4-2400MHz (A シリーズ)
◦2 つの Ultra M.2 (NVMe)
 - M2_1 M.2 (2280) – PCIe Gen3 x4
 - M2_2 M.2 (2280) – PCIe Gen3 x2/x4
◦2 x 2.5" SATA 6Gb ハードドライブ
◦RAID 0/1 機能をサポート
◦HDMI, DisplayPort, D-Sub
◦AMD® Fluid Motion テクノロジー
◦Wi-Fi モジュール用の M.2
◦USB 3.1 Gen1 Type-C
<BIOS画面>

🎍 対応するCPU 🎍
AM4 Ryzen 5 PRO 3400G   65W 3.7GHz
AM4 Ryzen 5 PRO 3400GE  35W 3.3GHz
AM4 Ryzen 5 3400G       65W 3.7GHz
AM4 Ryzen 5 3400GE      35W 3.3GHz
AM4 Ryzen 5 PRO 2400G   65W 3.6GHz
AM4 Ryzen 5 PRO 2400GE  35W 3.2GHz
AM4 Ryzen 5 2400G       65W 3.6GHz
AM4 Ryzen 5 2400GE      35W 3.2GHz
AM4 Ryzen 3 PRO 3200G   65W 3.6GHz
AM4 Ryzen 3 PRO 3200GE  35W 3.3GHz
AM4 Ryzen 3 3200G       65W 3.6GHz
AM4 Ryzen 3 3200GE      35W 3.3GHz
AM4 Ryzen 3 PRO 2200G   65W 3.5GHz
AM4 Ryzen 3 PRO 2200GE  35W 3.2GHz
AM4 Ryzen 3 2200G       65W 3.5GHz
AM4 Ryzen 3 2200GE      35W 3.2GHz
AM4 A10 A10-9700E       35W 3.0GHz
AM4 A8 A8-9600          65W 3.1GHz
AM4 A6 A6-9550          65W 3.8GHz
AM4 A6 A6-9500          65W 3.5GHz
AM4 A6 A6-9500E         35W 3.0GHz
AM4 Athlon 3000G        35W 3.5GHz
AM4 Athlon 240GE        35W 3.5GHz
AM4 Athlon 220GE        35W 3.4GHz
AM4 Athlon PRO 200GE    35W 3.2GHz
AM4 Athlon 200GE        35W 3.2GHz

🎍 Ryzen3 3200Gを装着 🎍
<シネベンチ>
AMD CPU “Ryzen3 3200G”を装着して、シネベンチR15で性能評価をしました。
グラフィック性能:  54 fps
              CPU性能:580 cb
可もなく不可もなし... です。

<拡張性>
USB端子が 4個と少ないのですが、うち 3個がUSB3.0タイプ(5GBbps/電源900mA)なので、電源なしのハブで分けても十分機能してくれます。またM.2カードが2段重ねで、下段側に Wifiカードを装着できるので、貴重なUSB端子を節約できます。
グラフィックボードは付けられませんが、GPU内蔵のCPUに限定したからこそ小さくできたモデルなので、グラボに対応しないこと自体が仕様だともいえます。
2.5インチのHDDが 2つまで内臓できるので、スタンドアローンとしても十分なデータ記録容量を確保できます。

オフィスユーザーやハードなゲームをしないホームユーザーが対象になりますが、同じ性能のノートパソコンと比べれば、遥かにリーズナブルな出費でシステムを構成できるのが最大の魅力だと思います。

2020年12月22日火曜日

201222 HP ENVY 700-560jpをAMD Ryzenマシンに改造/作業編(起動しました、電源でした)

こんにちはHouskeです。

前回、『201205 HP ENVY 700-560jpをAMD Ryzenマシンに改造/作業編(起動しません、格闘中です)』の続きです。
電源をオリジナルの 460Wのものから市販品 玄人志向 750Wに交換して、起動するようになりました。
<起動するようになった 改造HPENVY 700-560jp>
<改造に使用したパーツなど>
 M B: ASRock AMD B450M Pro4
 C  P U: Ryzen 7 2700
 O S: Windows 10 Pro
 HDD: BIOSTAR M.2 256GB SS263PME32-PS1SH-AU2
 メモリ: Crucial DDR4 16GB CT16G4DFD8213×2)×2
 電 源: 750W KRPW-BK750W/85+
 ケース: HP ENVY 700-560jpを使用


🎅 腑に落ちない電源の仕様 🎅
<交換した電源>
販売:玄人志向 750W ATX電源 (Amazon 7,275円 prime)

<交換して外したオリジナルの電源>
交換して外したオリジナルの電源の出力電圧を測ってみました。単体で無負荷状態ですが、問題なさそうに見えます。
メインパソコンとして使っているときには、市販の電源 “SilverStone 750W”に換装して普通に動作していたので、同じ仕様で使えるはずですが...
出力電力は460Wと書いてあるので十分です...
改造防止のトラップの可能性は考えられますが、仕掛けが解りません...
どうも腑に落ちません。
気力を使い果たして疲れたので、後日、違うハードに実装してチェックしてみるつもりです。
- 追記 1月10日 -
外した電源を、別のパソコン(ASUS TUF GAMING B460M-PLUS+Core i5 10400)に装着して動作確認をしましたら、同じ症状になりました。ファンは回るがモニターは真っ暗な状態です。電源内部を目視で確認しましたが、焼けたり変形した部品は見当たりませんでした


🎅 USB3.0の内部配線が違う!! 🎅
パネルの上面にある、USB3.0が動作しません。
テスターでチェックしてみました。
USB端子から5V電源を取り出すケーブルを作ってあったので、とりあえず+5V電源とグランドの配線を探ってみました。
MB(マザーボード)のUSB3.0の配線によく見る青いコネクタなのですが、配線が違います。上の図でピンク色の横2本線で消した配線ですが、電源のところがデータラインになっていたりします。
詳しく調べてみようとして、受け口を見てみましたが、白色のホットメルトのようなもので固められてよく見えません。また各信号線が+-の2本から成っていて、USB2.0に比べると複雑で繊細なつくりになっています。
ネットを見てみましたが参考になるような情報はありません。
改造は無理そう(やる気なし)です。

配線が合ってないままUSB機器を挿したので、マザー側のUSB3.0の回路を壊している可能性があります。それを確認するために、USB3.0をUSB2.0に変換するコードをAmazonに注文しました。
また、フロントパネルのUSB2.0端子×4個のうち、×2個が未配線になっているので、その空きを埋めることができます(普通のPCはUSB2.0端子×2なので空きは出ない)。
<Amazonに注文した変換コード>

<変換コードの配線>
空いていたフロントパネル USB2.0端子から来ている白いコネクタを、変換コードに接続しした画像です。

<フロントパネル USB2.0端子>
USB電圧/電流計で正しく電源が供給されていることを確認し、続けてUSBキーボードを順に繋いで正常なことを確認しました。これでMBの回路が壊れてないことが確認できました。

後半はトラブル続きでした。一応は使えるようにはなりましたが、ケース上面のUSB3.0は未配線状態です。もし元気がでたら代替できるようなプラグ付ケーブルを探してみたいと思います。
今さら言うのもなんですが、HPのパソコンは改造しない方がいいと思います。確認のためだけにマザーボードやCPU付きのミニPCを無駄に買ってしまいました。また、予想しなかったUSB3.0のコネクタのアサインもまったく違っていました。
次回はその無駄に買ってしまったミニPC ASRock DeskMini A300Hのご紹介をしたいとおもいます。
です...


🎲 メモ 🎲
  • 玄人志向 750W ATX電源 KRPW-BK750W/85+ (Amazon 7,275円 prime)
  • 変換名人 M/B USB変換 (Amazon 599円 prime)
  • ASRock AMD B450M Pro4 (ヤフオク 4,800円 送料込)
  • ASRock べアボーンPC (ヤフオク 34,000円 送料 980円)