
前回:『251220 ④ Clarion ADDZEST サブウーファー SRB2500 スピーカーBOX交換』の続きです。
サブウーファーの修理をしていて パーツを漁っているときに、変わった構造をしたウーファーが目に入って気になりました。
その中で、スピーカー一基使用の扱いやすそうな Fusion PL-003(車載用) を入手してみました。

ASW(Acoustic Super Woofer) と呼ばれるスピーカー方式一つです。ダイナミック型スピーカーの片側を密閉し、その反対側の再生音を 空気室からダクトを通して外へ出す構造になっています。一般的に 小型に作れて、高域(高調波成分)が遮断されるので 低歪です。
接続コードは付属してません。探してみましたが専用のものは なさそうです。とりあえず、アンプをスルーして スピーカーの配線を外へ引出すことにしました。スピーカーと基板がギボシ端子で接続していたので、それを外して外部からのギボシ端子を付けたリード線に繋ぎました。
スピーカーは 16cmだと思います。
🎨音出し🎨質量は 9Kgあって重いので、持ち手にするため 荷造りバンドを巻いています。
いつもの、スマホのスペアナ画像です。洞穴の奥から聞こえているような音ですが、実際は 70~130Hzを真っ平に再生しています。
70Hzのシングルトーン再生。問題なくきれいな波形です。
40Hzのシングルトーン再生。だいぶ歪んでいます。この辺が再生帯域の下限のようです。(内蔵アンプを使って、より強い制動をかけて駆動すれば改善するかもしれません。)
50、60Hzは、我が家の 6畳間が共振するので録れませんでしたが、多分 きれいな波形を再生していると思います。
なんといっても 45×25.5×27cmとコンパクトなことが最大の魅力です。本棚にも収納できるし、クッションを載せておけば、ちょっとした椅子にもなります。
再生帯域は 動作原理的に 1オクターブくらいになるようです。そのお陰か 高音成分がないので、音像の定位に影響しない利点があります。一方、組合わせるサテライトスピーカーは 100Hz付近までカバーする必要があります。
また、伝次郎先生の空気砲にみたいなので、音圧で音楽を感じたい人向けだと思います。
本来の仕様の 車載用として使う時は、ブラケットやバンド等で しっかり固定する必要があると思います。こんなものが 後ろから飛んできたら えらい災難です。






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