こんにちはHousukeです。
前回:『250114 DELL Precision Tower 3620が故障した...』の続きです。
今回は、前回の残りの作業の オーディオ・USB2.0の配線とARGBの取付などについてご紹介したいと思います。
≣部品の入手≣
適当な交換部品が新品では見当たらないので、中古・ジャンクで対応しました。使えるかどうかは 手元に来てからでないと分からないので、半分バクチです。
DELL Vostro 230s フロント USB2.0 オーディオ端子部分 中古動作品
ヤフーオークション 530円 送料390円
≣取外しと交換≣
-オーディオ-
オーディオのミニプラグは形状が同じだったので、配線コードも含めて丸ごと交換しました。
スペーサーはPrecisionに付いていたものです。ミニプラグの間隔にも気を配るとはさすが 高級モデルです。
-USB2.0-
USB2.0の端子は それぞれ形状が違っているので、丸ごと交換は無理です。Vostro 230sの配線コードを外してPrecisionの端子に付替えました。
-HDD‐LED-
Precisionの赤色と黒色のリード線を切って、キット(前回の記事でご紹介してます)の赤色と白色のリード線に半田付けで繋げました。ケーブルの出し口が狭いので、樹脂部分をニッパで3mmほどカットして広げました。
掛け爪が一か所折れていたので 黒色のヒメロンテープで固定しました😓。
元通りに組んで完成です。と思いきや、USB3.0の青いコネクタの形状が よく見る標準品とは違います。ロック機構が付いています。業務用のワークステーションやサーバーに横展開されている仕様だと思います。
確認不足でした、これでは市販のMBに挿せません😴。
彫刻刀かなにかで加工することも考えましたが、下手するとMB側のコネクタを壊しそうです。加えて、この時点では アサインが合わない可能性もありました(HPのPCは違っていた経験があります)。
失敗するリスクを負って面倒なことをやるより、変換名人のパーツを加工して使うことにしました。ダメだったら戻って違う手を打つことが出来ます。
変換名人 USB2.0ピンヘッダ端子→USB3.0ピンヘッダ端子(20ピン)
Amazon 758円 PRIME
20ピンコネクタの受口の一部をニッパでカットしました。
MBのUSB2.0の8Pコネクタに挿すことになります。
(変換パーツの仕様で、USB3.0の転送速度はUSB2.0になります。)
また、USB2.0の方に使ったVostro 230sの配線コードは 本機(ミニタワーケース)の配線には短かったので、こちらも変換名人の手持在庫にあった次のパーツを繋ぎ足して長くなるようにしました。
変換名人 USB3.0ピンヘッダ端子→USB2.0ピンヘッダ端子(10ピン)
Amazon 835円 PRIME
丁度 空きになった USB3.0のコネクタに挿しました。
MB側の配線が入れ替わってしまいました。
後で もし支障があれば違う改造方法を考えます。
🚃ARGB装飾で華やかに🚃
Precision Tower 3620は 重厚で高級感はあるのですが、愛想がありません。そこでARGB装飾で華やかにしてみました。ケース前面と樹脂製の前面パネルの間に、ARGBテープを貼付けました。
参考→『231121 レトロなASUS PC ミニタワーを改装 LEDテープ...』
フロント 5インチベイに 外付けHDDマウンタと小物入れを取付けました。DELLは他のモデルも同じですが、フロント 5インチベイの取付けが簡単です。装着する機器は前から押し込むだけ、外すときは 青い固定用プレートを下に押下げることで それを引抜くことができます。
🚃修理(改造)完了🚃
市販品やDELLの他の製品と違うところが多いので 苦労しましたが、なんとか修理(改造)を完了しました。
当初の改造仕様の Win11対応にすることができました。もう一つの仕様はデータサーバーです。
フロント 5インチベイのHDDマウンタ 2基(とりあえず 1基)と、PC内部のHDDマウンタと合わせて 3.5インチHDDを最大 4基マウントできます。
また、画像の取っ手を引くとワンタッチでケースを開けられるので、HDDの脱着に限らずメンテナンスが簡単です。
次回は 改造ネタではありませんが、Micro-ATXサイズのマザーボードを載せられる超小型PCケースの記事を ご紹介したいと思います。お楽しみに…
次回:『250128 Micro-ATX対応 小型・省スペース 取っ手付きPCケース...』
☕オマケ情報☕
≣Win11をインストール出来なかった≣
最初のチェックで、ローカルネットワーク内に置いてあるデータサーバーを見ようとしたらダメでした。
(MBはWin11をインストールしたSSDを付けたまま組立てています。)
他のPCからは見られるのでサーバー側に問題ありません。
SMBの設定だの色々やってみましたがラチがあきません。
そこで、一旦 Win10にしてみることにしました。原因は Win11のアップデートでチェックが厳しくなったからではないか?と考えたわけです。
Win10にして、データサーバーを見ることができました。
目論見通りです。
次に Win11に戻そうとしたら、『Win11の資格要件を満たしていません』とメッセージが出ます。詳細はTMP2.0のデバイスが見つからないとか...
CPUとMBは第10世代なのでそんな分けありません。
ASUSのTMP2.0関連の情報をググってみると、BIOSの詳細のPCH-FW Configurationに問題がありそうです。
BIOSを見てみました。
PTTがDisableになっています。
(PTT:Intel Platform Trust Technology)Enableにしました。OKをクリック↓Win11のインストールが通って、データサーバへのアクセスが出来るようになりました。
BIOSを初期化することがあるので、TMP2.0がいつの間にか無効になっていたようです。
NAS(Network Attached Storage)が使えないお困り投稿をよく見かけますが、このBIOSの設定が原因になっていることもあるような気がします。
参考→『231210 "共有ドライブにアクセスできません"を セキュリティの緩い exFATフォーマットで解決 』
≣USB3.0用配線ケーブル≣
作業を完了してから次のコードが売られているのを発見しました。
アイネックス ケース用USB3.0延長ケーブル USB-013
Amazon 884円 PRIME受口の加工は必要ですが、これを使えば USB3.0のスペックダウンをしなくて済みました😓。
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