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2020年2月21日金曜日

200221 GSIクレオス Mr.ターンテーブルL DS001 安定化する改造

こんにちはHousukeです。

展示用ターンテーブルが、動画制作の小道具として必要になりました。発売から数年経っていますが、販売数が多い“Mr.ターンテーブルDS001”が安価なので調べてみました。
🎠 Mr.ターンテーブルDS001 🎠

カスタマーレビューには、不安定・電池の消耗が早いなどといった悪い評価が目立ちますが、一方ではこうすれば使えるといった改造する情報もたくさん見つかります。ユーザーの多くが、工作が得意なホビーストであることに由るものと思われます。
参考にした結果、電源をオリジナルの単三乾電池から、もっと強力(内部抵抗の小さい)な電源を外から供給すれば良いと分かったので、Amazonに注文しました。

🎠 内部の構造 🎠

ビスを 4本外すと上下のケースに分かれ、下側には電池ボックスと変速ギア入りのモーターが有り、上側は固定部分とギアの付いた回転部分からなっています。回転速度の設定は、単三乾電池の配線を3本分(4.5V)か1本分(1.5V)をSWで切替えるようになっています。ベアリングやコロの類は使われていませんが、値段からすれば良く考えて纏められています。

🎠 電源を外部から供給できるようにする改造 🎠
電源の端子として、スピーカーターミナルを上側のケースに穴をあけて取り付けました。端子はなんでも良かったのですが、金色がブログ映えするので使ってみました。電源の配線は、回転速度を変えるSWをSLOW側にしたとき外部の電源に繋がるようにしました。
(電池の数で速度調整する仕様は、いくらなんでも変なので、それを本改造のモード切替に転用しました)

電源には “191123 リチウムイオン電池 26650の容量を確認しましたⅱ”で記事にしたリチウム電池 26650をとりあえず使うことにしました。
容量が性能表示の半分ほどしかないバチもんですが、0.8Aの電流を 4時間以上 4.2V(最低時3.7V)の一定電圧で供給するパワーを確認しています。電池の内部抵抗は、今回のモーターくらいの負荷ならば、ほぼ無視できると思います。

🎠 改造後 🎠



🎠 動作中の画像 🎠

サブ画面は、カメラのレンズ 1.25Kgを乗せて回しているところです。多分これより重いものを乗せることはないと思います。
     負荷 質量          回転速度      消費電流(電力) 
たばこ    12g: 29秒/1回転 20mA(74mW)
レンズ 1.25Kg: 31秒/1回転 25mA(93mW)

オリジナル仕様の単三乾電池使用時は、指を触れると 回転が簡単に止まりましたが、改造後のリチウム電池 26650使用時では、指で押さえたくらいでは止まらなくなりました。指が持っていかれる感じで回り続けます。
1.25Kg負荷時に、電流が 20%増えているのに速さが 6%減なので、電源に余裕のあることが分かります。
(この時のリチウム電池 26650の電圧は4.2Vです)

上手くいったので、だんだん欲が出てきました。つぎは回転速度を可変できるようにする改造をしたいと思います。
(もし改造をされる場合、保証は一切ありません。最悪の場合、発熱・発火する可能性がありますので十分注意してください。)
次回『200228 GSIクレオス Mr.ターンテーブルL DS001 の回転を可変する改造


🎲 メモ 🎲
  • Mr.ターンテーブルL DS001(Amazon 1、670円 Prime)
  • EIGHTNOO スピーカーターミナル 6個25mm(Amazon 750円 送料無料)

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